「本物の忍術」を体験です。
留学生に日本の文化を楽しんでもらおうと、忍者について学ぶ体験講座が宮崎大学で開かれました。
(廣末圭治記者)
「学生たちが真剣な表情で学んでいるのは…忍術です」
宮崎大学で開かれた、忍者体験講座。留学生や大学生などおよそ30人が参加しました。
講師を務めたのは、全国に11人しかいない日本忍者協議会の「忍道」師範忍者、青木直幹さん。
「本物の忍者」について説明しました。
(「忍道」師範忍者 青木直幹さん)
「戦うのは侍の仕事。忍びの仕事は情報収集。基本、戦いません」
このあと、参加者たちは、屋外で本格的な忍術を体験。
目をつぶったまま障害物を避けていく「忍び足」や、的をめがけて息を吹いて放つ「吹き矢」。それに、忍術の王道、「手裏剣」に挑戦しました。
本格的な忍者体験をした留学生は…
(スロベニアからの留学生)
「日本にしかない文化だから、大変おもしろかった」
(台湾からの留学生)
「楽しかったし、忍者が本当に存在していてびっくりした」
また、一緒に参加していた忍者が大好きな5歳の男の子は…
(忍者大好き男の子)
「ぼく忍者好きなんだけど、忍者って武器がたくさんあってかっこいい」
(「忍道」師範忍者 青木直幹さん)
「みんなで『忍』の気持ちで、お互い少しずつ忍んで、お互いを理解していけば、みんな仲良くできると思っているので、そういう忍びの精神を伝えていければと思う」
参加者たちは忍者体験を通して日本の文化を肌で感じていました。