急に歌詞が英語に「Hitch your wagon to a star」

一方、創立41年の宮崎市の宮崎北高校。
さっそく生徒たちに歌ってもらうと、一見、ふつうの校歌と変わりがないように感じますが… 曲の終盤!

(渕 雅顕 記者)「ん?英語?急に歌詞が英語になりました」

なんと最後に英語のフレーズが!

Q:いまなんて言ったんですか?
(生徒)
「『Hitch your wagon to a star』です」
「よくわからないけど英語がある」
「理由はわからない・・・」
「いい意味で校歌っぽくないから、歌っていて楽しい」

なぜ、英語の歌詞が採用されたのでしょうか。

(宮崎北高校 忠平充司校長)
「実は(私も)この学校の1期生で、初代の校長先生(長尾典昭氏)が作詞した。校長が好んだこの英文の一節をどうしても入れたかったのではないか」

英語のフレーズ「Hitch your wagon to a star」は、アメリカの思想家、エマーソンの言葉で、日本語で「大志を抱け」や「野心を抱け」という意味があります。

歌詞には「"星のように高い理想を掲げ"努力してほしい」という生徒たちへの思いが込められているようです。

(宮崎北高校 忠平充司校長)
「私も高校生の時から初めて校歌に英語が入っているのはびっくりした。今の生徒も非常に元気に英語の部分は歌う」