気象情報を見て気にしている人も多いかもしれません。
宮崎県内は16日から天気が下り坂で、その先、しばらく雨の降る日が続くと予想されています。
雨対策などは、15日までに済ませた方がよさそうです。

(田尻怜也記者)
「きょうは晴天に恵まれ、こちらの湿地では、コウホネの花が美しく咲き始めています」

青空が広がった14日の県内。
延岡市北川町の家田湿原では、県の絶滅危惧種に指定されている「コウホネ」が見ごろを迎えています。

コウホネはおよそ2000株が群生していて、水面からひょっこりと顔を出すように花を咲かせています。

県内は、15日も日差しがある見込みですが、16日から天気は下り坂で、しばらく雨が降る日が続くことが予想されています。

この先2週間の予報を見てみると、16日以降、29日まで晴れのマークがありません。

(気象予報士 野田俊一郎さん)
「雨がずっと降り続くこともないが降ったり止んだりという状況で日差しが出にくい状況が29日くらいまで続くような予想になっている」

このため、15日のうちにやっておきたいのが、バスタオルや冬物など大きめのものの洗濯や雨対策です。

(気象予報士 野田俊一郎さん)
「日差しに合わせて乾かしておきたい洗濯物などは15日にしっかりやっておいたほうが良いし、雨がこの先多くなりそうなので、身の回りの水はけを良くしておくための溝や雨どいの掃除などを済ませておくとよい」

また、宮崎県を含む九州南部の梅雨入りについては、まだ先の予報が変わる可能性があるため、気象台による見極めが難しい状況だということです。

(気象予報士 野田俊一郎さん)
「まだ平年より早い段階。しかも、まだ奄美地方や沖縄も梅雨入りしていないという状況があるので、その状況の中で気象台として先に九州南部の梅雨入りというのは言いにくいかもしれない。16日の雨の降り出すタイミングで気象台が2週間くらい先までの予想を見極めてどう判断するかということになると思う」

今度の土日は、運動会を予定している小中学校もあるということですが、雨が心配です。

気象予報士の野田俊一郎さんによると、しっかり雨が降るタイミングがあるという予想で、コンディションはあまり良くないということです。