宮崎県串間市の男性が亡き妻をしのんで育てたおよそ1万本のバラが見ごろを迎えています。
濃いピンクや黄色に色づくおよそ1万本のバラ。
串間市秋山地区のバラ園は、野辺保雄さんがガンの闘病中だった妻を励まそうと、10年前に一人で整備したものです。
野辺さんは2015年に妻を亡くした後も、バラ園の管理を続け、現在、園内には、バラ以外にも100種類以上の花が咲き、多くの人たちが訪れています。
(見物客)
「見てると涙が出てくる。きれいよね」
「素晴らしいですね」
(野辺保雄さん)
「毎年花が咲くので、頑張って続けたいと一生懸命やっている。(妻も)喜んでいると思います」
バラ園は、今週末に満開を迎える予定だということです。