「古墳」と「埴輪」が大好きな中学生に注目します。
宮崎県日南市に住む中学1年生、丸太大地さん。これまで国内500か所以上の古墳を訪れているほか、数多くの古墳や埴輪のグッズを集めています。
古墳と埴輪にかける熱い思いを聞いてきました。

西都原古墳群を訪れる月に1度のルーティン

中学1年生の丸太大地さん。
ゴールデンウィーク最終日の6日、西都市の西都原古墳群を訪れていました。

「鬼の窟古墳」について聞いてみると…

(丸太大地さん)
「この古墳はある伝説があって、木花咲耶姫に恋をした鬼が、木花咲耶姫のお父さんの『一晩で岩屋を作ってこい』という要求に応えて作った古墳です。しかし、木花咲耶姫に鬼と結婚させたくなかった父親はこの古墳の天井の石を1本抜いて、『この古墳はまだ完成してない』と言ったという伝説が残されています」

西都原古墳群を訪れるのを月に1度のルーティンにしている丸太さん。
古墳の説明はお手の物です。

(玉岡克希記者)
「今、鬼の窟の中に来ています」
(丸太大地さん)
「ここにある不自然な空間は、木花咲耶姫の父親が鬼に完成できていないと言うために抜いた石があった空間です」

古墳群の中にある西都原考古博物館もたびたび訪れているという丸太さん。ミュージアムショップの常連客でもあります。

(ミュージアムショップの店員)
「ありがとうっていう感じ。好きな方に買ってもらうっていうのが一番いいなと…」