いよいよ今週末からゴールデンウィークが始まりますが、お出かけをする人にとっては気になる話題です。
高値傾向が続くガソリン価格。せっかくの連休ですが、遠出することに悩むドライバーも多いようです。
(三浦功将記者)
「特に県民にとって生活に欠かせない車。ですが、休日の長距離移動ともなるとその利用の仕方、考えざるを得ないようです」
23日、発表された県内のレギュラーガソリンの平均小売り価格は、1リットルあたり190.5円で、前の週に比べ、0.6円値下がりました。
ただ、県内は2週間前から190円台に突入していて、ガソリン価格は高値傾向が続いています。
ドライバーにゴールデンウィークの予定を聞いてみると・・・
(ドライバー)
「花を見に行くとか、近場で済ませる。遠いところまでは行けない、燃料代も(かかるから)」
「鹿児島から福岡の往復を考えている。高いですね」
「公共交通機関を活用するとかになる。致し方ないかと思う」
「(週末に)京都から東京へ車で行って、東京からどこかへ決めていないが、そのときはちょっと考える」
石油情報センターによりますと、原油価格が大きく下がったことから、今週は全国の多くの地点で値下げ傾向になったということで、来週も小幅な値下がりになると見ています。
ガソリン価格をめぐっては、22日夜、石破総理が物価高対策として、来月22日からガソリン価格を10円引き下げると発表しました。
取材中には「どうせならば、連休に間に合うようにしてほしかった」との声も聞かれました。