宮崎市中心部に新たな複合商業施設「HAROW」がグランドオープンしました。
街の活性化に期待が寄せられています。
宮崎市中心部にあるNTT広島ビルの一部を再開発した複合商業施設「HAROW(ハロウ)」。
18日、グランドオープンを迎え、宮崎市の清山市長やNTTアーバンソリューションズの辻上広志社長らが出席し、オープニングセレモニーが行われました。
「HAROW」は、去年11月に先行オープンした「HAROW広島通」と18日に開業した「HAROW高千穂通」の2つのエリアがあります。
このうち、「HAROW高千穂通」はNTT広島ビルの北棟をリノベーション。
1680平方メートルの敷地には飲食店など5つの店舗が入り、2階と3階にはオフィスフロアが設けられています。
一方、建築用コンテナが並ぶ「HAROW広島通」には7つ店舗が仲間入り。
今後、オープン予定の店も含めるとHAROW全体の出店数は23店舗となっています。
(買い物客)
「すてきな場所でわくわくしています。楽しみにきました」
「いい感じですね。都会みたいな」
「すごくきれいで、とてもいいところだなと思います」
「会社が近いが、ランチで着たらすごく気分転換になります。宮崎駅前がきれいにどんどんなって盛り上がっていってるのですごくうれしいです」
(宮崎市 清山知憲市長)
「こうした滞留する空間をたくさん作って、多くの方々に中心市街地に遊びに来ていただいて、この周辺のアミュプラザや山形屋の方にも足を延ばしていただくと、非常に中心市街地も活性化するんじゃないかなと思っています」
また、「HAROW高千穂通」には、歩道にオープンカフェなどを常設できるデッキが整備され、今後、中心市街地の回遊性向上やにぎわい創出に期待が寄せられています。
(宮崎県 県土整備部 桑畑正仁部長)
「今、このNTT前だけの道路整備ですが、これを高千穂通り全体で広げてまいりますので、皆様にぜひ活用していただきたいと思います」
(NTT都市開発 池田 康 社長)
「宮崎はとても魅力のあるエリアだと思うので、そういう魅力を少しでも中心部に持ってきて、わかっていただくということ、あるいは、そういうところで背中を押すような役割をしたいというそういう気持ち」