宮崎県の去年10月時点の人口は、前の年に比べて減少しましたが、外国人の転入者などの増加により30年ぶりに「社会増加」になりました。
総務省が公表した去年10月1日時点の人口推計によりますと、宮崎県の人口は103万3000人で前の年に比べておよそ9000人減少し、減少率は0.89%となっています。
一方で、県内は1994年以来30年ぶりに転入数が転出数を上回る「社会増加」になりました。
人数としては990人の社会増加で、外国人の増加が要因とみられています。
県内では外国人の入国者が5999人と出国者を1517人上回ったほか、外国人転入者も1971人と転出者を634人上回っています。
県は、宮崎県の人口が社会増加していることについて分析を進めたいとしています。