宮崎空港と各地を結ぶ宮崎県内の路線バスの一部で、クレジットカードなどのタッチ決済で乗車できるサービスが27日から始まりました。

(武澤直穂記者)
「こちらのタッチ決済対応のクレジットカードをかざすだけで、簡単にバスに乗車することができます」

宮崎交通が27日から導入したのが、クレジットカードやカードが設定されたスマートフォンを端末にかざすことで運賃の支払いができる「タッチ決済」のサービスです。

サービスが利用できるのは、県内の路線バスのうち、宮崎空港と都城地区・日南地区・小林地区を結ぶ3つの路線で、あわせて30台のバスが対応しているということです。

「タッチ決済」の導入で宮崎交通は、交通系ICカードを持っていない外国人旅行客の利用を促したいとしています。

(宮崎交通バス業務部 川崎 智 部長)
「移動の不便を解消する非常に心強い設備だと考えている。インバウンドのお客さんはもちろんのこと、県外から来られるビジネスマンにも利用してもらいたいと考えている」

宮崎交通は、「タッチ決済」対応のバスを今後も増やしていきたいとしています。