ネパールやミャンマーなどの留学生が通う宮崎市の専門学校で、10日、卒業式が行われ、留学生たちが晴れやかな表情で式に臨みました

10日は、宮崎情報ビジネス専門学校の留学生コースの卒業式が行われ、卒業生87人が出席。母国の民族衣装に身を包んで、式に臨む卒業生もいました。

卒業式では各クラスの代表に卒業証書が手渡されました。

つづいて、岩村聡志校長が「日本で学んだことを生かし、母国と日本をつなぐ大切な架け橋になってほしい」とはなむけの言葉を送りました。

このあと、卒業生を代表してキルギス出身のヌルラノワ・アルティナイさんが答辞を述べました。

(卒業生代表答辞・キルギス出身 ヌルラノワ・アルティナイさん)
「ここで学んだこと、そして支えあった時間が私たちの心の中で輝き続けるでしょう」

(アルゼンチン出身 キワム・アレハンドロさん)
「すごく成長しているし、友達もできたし、先生はすごく優しかったので、専門学校のこの1年間はすごくうれしい」
(キルギス出身 ヌルラノワ・アルティナイさん)
「私は将来漫画家になりたいです。ジャンプに載せられる漫画を描きたい」

卒業する87人のうち25人は、県内の病院や介護施設、飲食店に就職が決まっているということです。