宮崎県の県立高校の一般入試が4日から始まりました。
今年からは、病気や生理で試験を受けられなかった場合の追試制度が導入されています。

宮崎市の宮崎大宮高校では、普通科と文科情報科の2つの学科の試験が行われ、あわせて277人が受験しています。

受験生たちは緊張した面持ちで説明を受けたあと、さっそく、国語の試験に臨みました。

県教育委員会によりますと、全日制の一般入試には、募集人員3862人に対して3159人が志願していて、志願倍率は0.82倍となっています。

試験は、4日、国語、理科、英語の3教科が行われ、5日は社会、数学の2教科と面接が予定されています。

県教育委員会は、今年から、病気や生理などやむを得ない事情で試験を受けられなかった人を対象にした追試制度を導入しています。

宮崎県によりますと、県立高校一般入試の理科で、問題文と図の内容が一致しない誤りが1か所あったということで、県は、この問題について受験者全員を正解にしたということです。