プロ野球キャンプリポート、今回は、リーグ5位からの巻き返しを図るオリックス・バファローズです。
「常熱」を合言葉に勝負の春季キャンプに臨んでいます。

「常熱#Bassion」 王座奪還を目指す

(高橋美苑リポーター)
「強い風が吹く中、多くのファンが球場に。王座奪還を目指すオリックスの春季キャンプが始まっています」

宮崎市清武総合運動公園でキャンプに励んでいるオリックス・バファローズ。

2021年からリーグ3連覇を達成したものの、昨シーズン、リーグ5位に転落したオリックスは岸田 護 新監督のもと、「常熱#Bassion」をキャッチフレーズにリベンジに燃えています。

オリックスのファンといえば、「オリ姫」と呼ばれる女性ファン。
連日、県内外から訪れた「オリ姫」が選手たちに声援を届けています。

(ファン)
「普段、東京なので、試合もあんまりいけないので、すごくうれしい。差し入れも渡せました」
「オリックスは(距離が)近いので、たくさん話もできるし、テレビの中で見て応援しているので、新鮮でうれしい」
「オリックス大好きです!」

18番を継承 宮城大弥投手

注目の投手陣は、広島から移籍した九里亜蓮投手、そして、早くも開幕投手が決定している宮城大弥投手です。

宮城投手は、オリックスからドジャースに移籍した都城高校出身の山本由伸投手の18番を継承しました。

(オリックス・バファローズ 宮城大弥投手)
「由伸さんみたいな成績を頑張って出したい。チームを引っ張っていけたら」

昨シーズン、怪我で一時離脱し、規定投球回に届かなかった宮城投手。
今年はエースとしての意識を新たに、チームの優勝へ貢献を誓います。

(オリックス・バファローズ 宮城大弥投手)
「去年、怪我した悔しさを知っているので、しっかりコンデションを整えて、最後までやり切る体力などを伸ばせていけたら。防御率をしっかり頑張って、取れるチャンスがあればとりたい」

地元・宮崎市出身 横山 楓 投手

そして、宮崎市出身でプロ4年目の横山 楓 投手。
昨シーズン、1軍での登板はなく、今年、支配下から外れた横山投手は勝負の年を迎えます。

(オリックス・バファローズ 横山 楓 選手)
「家族や友達が来てくれるし、気候的にも慣れ親しんだ気候なので、そういったものを背に頑張りたい。リリーフピッチャーなので、まっすぐの強さと決め球というところをアピールできたら」

自ら野手のキャプテンに 頓宮裕真選手

一方、森 友哉 選手や宗 佑磨 選手などの野手陣もバッティング練習やトレーニングに汗を流していました。

中でも、今シーズン、熱い思いを胸に抱くのが、今年、自ら野手のキャプテンに立候補した頓宮裕真選手。

おととし、首位打者に輝いた頓宮選手ですが、昨シーズンの打率は打率.197、気持ちを一新してリーグ開幕に臨みます。

(オリックス・バファローズ 頓宮裕真選手)
「(去年は)自分の成績で周りに気を遣わせてしまったと昨シーズン終わって思ったので、昨年の行動を2度としないという思いも込めて立候補した。キャプテンとして、しっかり引っ張っていけるように1年間通してやっていきたい」

「常熱」を胸に新しいシーズンを迎えるオリックス。目指すは王座奪還です。

オリックスの春季キャンプは、A組が今月24日まで、B組が来月2日まで、宮崎市の清武総合運動公園で行われることになっています。

※MRTテレビ「Check!」2月5日(水)放送分から