プロ野球の春季キャンプを前に、読売ジャイアンツの主力選手たちの合同自主トレが宮崎市で始まりました。
自主トレには、都城市出身の戸郷翔征投手、それに、楽天から移籍した田中将大投手も参加し、さっそく交流を深める場面も見られました。

2月1日のキャンプインを前に、28日から宮崎市で始まった巨人の主力選手たちによる合同自主トレ。

選手達を一目見ようと県内外からファンが駆けつけました。

(東京からのファン)
「高梨選手。得意のスライダー、曲がるのを見たい」

自主トレには都城市出身の戸郷翔征投手やオフシーズンにソフトバンクから移籍した甲斐拓也選手などおよそ30人が参加。

中でも、注目は楽天から移籍してきた田中将大投手です。

巨人のチームウェアに身を包んだ田中投手はリラックスした表情でウォーミングアップやキャッチボールなどに汗を流しました。

(巨人 田中将大投手)
「いろんな話を色んな価値観を持っている選手と、若いとか年取っているとか関係なしに、色んな人とそういう話をできればいい。徐々にあっためていきながら、ステップアップすることができれば」

そんな田中投手は戸郷投手と話し込む場面も。
10分ほど話していた2人は、時おり笑顔を見せ、交流を深めた様子でした。

(巨人 戸郷翔征投手)
「調整法や、今までの経験だったりとかいうのを多少話したりとか、ジャイアンツの雰囲気やそういう話もちらほら出た。(田中選手は)これだけの場数を踏んできているので、精神力やメンタルの部分というのもより深く聞いていけたら」

昨シーズン、4年ぶりのリーグ優勝を果たしたもののクライマックスシリーズでDeNAに敗れた巨人。
今年は13年ぶりの日本一を目指します。

合同自主トレは宮崎市の県総合運動公園で30日まで行われ、巨人の春季キャンプは2月1日から行われます。