宮崎県防災会議の地震専門部会が開かれ、津波の浸水想定の見直しについて議論しました。

大学や宮崎河川国道事務所、それに、気象台などの関係機関のメンバーでつくる県防災会議の地震専門部会は、津波の浸水想定図の見直しを進めています。

23日の会議では、潮位や地形データといった条件を見直して浸水する面積を計算した結果、暫定値として、川南町を除く沿岸の市と町で深さ30センチ以上の浸水面積がこれまでの想定より増えることが示されました。

また、委員からは浸水想定図を更新する際、「物資を運ぶ緊急輸送道路も地図に反映すべき」という意見や、「色を見やすくすべき」といった意見が出されました。

県は、会議で出された意見を今後の津波浸水想定図の作成に生かしたいとしています。