道路の状況や緊急自動車や周りの車の動きに応じて柔軟に対応を
この場合も教習所で再現。

赤い車が右折のため交差点に入ったが、進行先の道路は車が詰まっている。そして後方にも車があるため、バックすると事故を起こすおそれがある。
(緊急車両アナウンス)
「交差点内の車はそのまま停止しておいてください」

こうした状況ではその場にとどまり、緊急車両の指示に従った方がよい。
(宮崎梅田学園自動車学校清武 柏田 智 校長)
「道路の状況や緊急自動車や周りの車の動きに応じて柔軟に対応していただく必要がある。最悪、自分で判断できないときには、その場にとどまって緊急自動車の指示を待つということも選択の一つ」


人命救助などのためにいち早く駆け付ける必要がある緊急車両。
適切に進路を譲ることができるよう、さまざまな状況を想定しておきいざという時の対応を確認しておきたいものだ。
【参考】
ちなみに1車線の高速道路の場合は、300メートルくらいの間隔で設けられている非常駐車帯まで移動してから進路を譲るのが適切だということです。
緊急車両に道を譲らず通行を妨害するのは違反行為で、普通乗用車では6000円の罰金などが科されることになっています。
※MRTテレビ「Check!」12月6日(金)放送 「Check!調査班」より