女子プロゴルフの最終戦「リコーカップ」が、21日、宮崎市で開幕。初日から熱戦が繰り広げられました。
今シーズンのツアー優勝者やメルセデスランキング上位者など40人が出場できるリコーカップ。
注目は、今シーズン、日本女子ツアーで8勝を挙げ、初の年間女王が決まっている竹田麗央。
1番からバーディで好スタートを切ると、その後もイーグルを奪うなどスコアを伸ばし、トータル5アンダーで2位タイとなっています。
(竹田麗央選手)
「やっぱりこのコースで5アンダーで初日まわれたのはすごくよかったかなと思うので、(あす以降も)攻めのプレーでしっかりバーディをたくさんとれるように頑張ります」
そして、リコーカップ3連覇を狙う山下美夢有も竹田と同じ組でスタート。
初日は5つのバーディを奪い、4位タイにつけています。
今大会では、地元・宮崎県勢の活躍にも注目です。
まずは、今月、ツアー2勝目を挙げた宮崎市出身の山内日菜子。
13番の第3打では、ピン横1.5メートルにつけると、これを沈め、この日2つ目のバーディ。
山内はトータルイーブンパーで19位タイにつけています。
(宮崎市出身 山内日菜子選手)
「今年は割と落ち着いて、本当にリラックスしてゴルフできている。明日以降はたくさんバーディとって、ギャラリーを盛り上げられたら」
一方、小林市出身の脇元 華 はリコーカップ初出場。
前半をイーブンパーで回ると、13番はバーディ。
この日、初のバーディにギャラリーから大きな拍手が起こりました。
さらに、16番ではバンカーからナイスリカバリーを披露。
トータル1アンダーで12位タイにつけています。
(小林市出身 脇元 華 選手)
「(1日目を終えて)すごく楽しかった。苦しい場面もいくつかあったが、何とかパーでしのぐことができていい流れを作れた。(あすは)ショットを調整して、攻めのあるゴルフを見せられたら」
初日の主な結果です。
単独トップに立ったのは、6アンダーの桑木志帆。
2位タイには竹田麗央と原 英莉花がつけています。