宮崎県都城市に最新の設備が備わった国内最大規模のブロイラーの処理加工場が整備されました。
工場を建設したのは、川南町に本社を置き、ブロイラーの生産から販売までを手がける、児湯食鳥です。
新工場の特徴、そして、どのような狙いがあるのか、MRTの川野武文アナウンサーが取材しました。
新工場整備の3つのポイント
都城インターチェンジからおよそ1キロの場所に整備された工業団地。
この中で最も広い区画に誕生したのが、国内最大規模となるブロイラーの処理加工場です。
建設したのはブロイラーの生産販売で国内最大手の児湯食鳥。


すでに都城市内に2つの工場を持つ児湯食鳥が、この場所に新しく工場を整備した理由について、渡部博行会長は3つのポイントをあげます。

(児湯食鳥 渡部博行会長)
「1つは、旧都城工場それと高崎工場のちょうど中間地になるということです。我々としては、この工場の人たちは辞めさせたくなかった。従業員の雇用を守れたことが大きかった。
もう一つは、都城インターから1キロなので、非常に交通アクセスがいい。
そして、もう一つは都城市に対する感謝の気持ちです。もう何十年と都城市のおかげで私たちは2つ工場を持たせてもらっている。これをよそに行って都城から離れるということは、都城市に対して申し訳ないという気持ちが非常に強かったです」

