宮崎県内各地で竜巻被害が相次いだ台風10号から1か月が経ちました。
多くの住宅が被災した宮崎市では復旧工事が思うように進まず、住民たちは不安な日々を送っています。
竜巻の爪痕が残る被災地の現状を取材しました。
多くの住宅で足場が組まれるも修理が始まっている様子は見受けられず

8月28日午後10時50分ごろ宮崎市赤江から柏原を襲った竜巻。
その強さは風速およそ65メートルと推定され、広範囲にわたって住宅や建物に甚大な被害をもたらしました。


(下城ケ崎自治会 河野一平会長)
「(竜巻は)こんな風に通っていった」
竜巻被害から1か月経った、宮崎市城ケ崎。
下城ケ崎自治会長の河野一平さんに地区内を案内してもらいました。
あちらこちらで目につくのは屋根を覆うブルーシート。
多くの住宅で足場が組まれているものの、修理が始まっている様子は見受けられません。


(下城ケ崎自治会 河野一平会長)
「業者が不足していますね。(被害が)ここだけじゃないもんですから。今、足場立てて、ブルーシートをだけということで、足場がこれだけ立っているということですね」

