どうすれば「高速道路催眠現象」を防げる?
この現象が続いている状態で走り続けることを「覚低走行」という。

(宮崎県警察本部高速道路交通警察隊 岡本忠文 副隊長)「知らず知らずのうちに自分の車を斜走、斜めに走らせて中央分離帯に衝突する自損事故、最悪な場合には中央分離帯を突破して対向車線の対向車と正面衝突するという痛ましい事故につながる可能性が非常に高い」
それでは、どうすれば「高速道路催眠現象」を防げるのか。

この現象は視線が一点に集中すると起こりやすいことから、防ぐためには目玉を意識的に動かすことが効果的だという。
また、何よりも重要なのはこまめな休憩だ。

(宮崎県警察本部高速道路交通警察隊 岡本忠文 副隊長)「1時間ごと、最低でも2時間に1回は、10分ないし15分の休憩を取ってもらって心身をリフレッシュしてもらうそれが重要」
速度が出ているがゆえに悲惨な事故につながりかねない高速道路での事故。

「よく寝ていても眠くなる」という正しい知識を持ってハンドルを握る必要がある。