東九州自動車道で唯一、事業化されていなかった宮崎県日南市南郷と串間市奈留の区間の事業化が決定したことを受け、セレモニーがありました。
事業化が決まったのは、日南市南郷と串間市奈留の区間、およそ13キロです。
日南市役所で行われたセレモニーには、国や県、それに、市の関係者などおよそ150人が出席し、事業化決定を祝いました。
南郷‐奈留区間は東九州自動車道で、唯一、事業化されていなかった区間で、これで東九州自動車道の全線が開通する見通しとなりました。
このほか、県の南部では、去年3月に「清武南-日南北郷」間が開通したほか、現在、日南市の東郷と南郷の間で建設工事が進められています。
国土交通省では総事業費およそ650億円を見込んでいて、今後、道路の設計や測量など建設に向けた調査が行われるということです。