ロック界のレジェンドが熱い思いを届けました。
宮崎市の高校に世界的アーティストのSUGIZOさんが訪れ、自身の環境保護や難民支援の活動について特別授業を行いました。


今月8日、宮崎市の宮崎第一高校を訪れたのはロックバンド「LUNA SEA」や「X JAPAN」などで活躍する世界的アーティスト、SUGIZOさんです。

SUGIZOさんは、コンサートの楽器電源に水素エネルギーを活用するなど脱炭素社会の実現に向けた活動に力を入れています。


(SUGIZOさん)
「できることを一歩一歩やっていかないと、未来、ぼくらの次の世代、また次の世代がどんどん困る」


また、中東などで難民支援の活動の経験もあるSUGIZOさんは、生徒たちに自分たちの生活がいかに恵まれているものかを知ってほしいと訴えました。

(SUGIZOさん)
「みんな普通にこうやって平和に学校に行って、勉強ができて、帰ったら家があって、ご飯が食べられて、それがみんな当たり前だと思うが、この当たり前の状況というのは実はものすごくありがたいこと。これは普通じゃないんですよ。この普通じゃない、ありがたい状況を、僕ら日本人はもっとちゃんと知る必要があるなと常々思って」


(生徒)
「最初ロック系の人なので怖いかなと思っていたら、環境のことを考えていたりすごくギャップがあって良い人だなと思った」
「私も将来、いろいろ人のためにするような仕事に就きたいので、SUGIZOさんのように、人のためにできるような将来を築いていきたいと思いました」

授業ではSUGIZOさんによる生演奏も披露され、生徒たちは特別な時間を過ごしていました。