募る野球への想い

母・登智美さん
「知り合いに“頑張れよ”ってバットをもらったりとか、アップシューズなくなったって言ったら兄がスニーカー買ってくれたりとかして、そういうのでやっぱりやりたいという気持ちがある。」
登さん
「いまは同級生みんなとまだ顔合わせできてないので、顔合わせてリフレッシュしたり、また門前球場で一緒に野球したいって思います。」

避難場所として一部を開放している門前高校では先月29日から午前中のみ授業が始まりましたが、登校できるのは全校生徒85人のうち、15人ほど。8割の生徒はリモートで授業を受けています。

輪島市外の出身で、寮生活を送る2人の野球部員。

先月29日から寮に戻り午前中は学校に通い、午後からは、町の体育館で支援物資の仕分けや・運搬などのボランティアを行っています。

門前高校野球部2年・木下晴仁選手
「出身は富来なんですけど、被害は自分のところは少なくて、最初の2週間か3週間くらいで片付けとか終わらせて、時間空いたので門前に来てボランティアしたいなと思って」
門前高校野球部2年・高橋児依選手
「地震があったから落ちるんじゃなくてより頑張る。よりチームで一丸となって甲子園に向けて頑張っていけたら」
