思い出の多く残る部屋 伝えたい思い

家族との思い出が多く残る家の中、思い出すたびに悲しみは増していきます。

大間圭介さん
「単身赴任していたのもあって、去年妻がだいぶ疲れたりしていた時に、長男がお皿洗いしてくれたりとか、洗濯、洗濯物とか畳んでくれたり、お風呂掃除してくれたり。洗濯もやり方わからなかったらLINEで電話してきてくれて、『お父さんどうやって洗濯機回すの』って。妻と自分もそうですし、兄弟のことも本当に誰よりも思ってくれてました」

「自分が帰ってきたら100点取ったよと見せてくれて、自分もこういうの見て、頑張っているなといって、お母さんに内緒で買ってあげたり、「内緒やぞー」と言って。そういう思い出はある」

「去年の誕生日に長男がお母さんと一緒に服屋さんに行って、自分の小遣いで買ってくれた。自分の小遣いくらい自分で使えばいいのに、お父さんのためにと言って服買ってくれて、今では本当にこれは私の宝物というか、大事に着ています」

1月23日の夜、大間さんはある夢を見ました。

「妻と長女が出てきた夢は覚えていて、心地よい夢やった。起きた時。長男と次男と一緒に野球する夢でも見たいなって。一緒に野球している夢でも見たいなって」

泰介君がプレゼントしてくれた服

1か月がたった2月1日、家族に伝えた思い。

大間圭介さん
「妻と子どもたちが生きたくても生きられなかった、生きられなかった時間を私が一生懸命生きて、あの子たちが経験できなかったこと、体験できなかったことを少しでも私がこの子たちと一緒に、妻と一緒に、できたらなと思っています」