金沢大学は26日、カリキュラムの作成作業などを混乱させたり、同じ大学に勤める職員に金銭の請求を行うなど職場の秩序を乱したとして、医薬保健研究域医学系の准教授を出勤停止3か月の懲戒処分にすると発表しました。
処分を受けたのは医薬保健研究域医学系の小川和宏准教授です。
金沢大学によりますと、小川准教授は他の教員が科目の責任者に決定した後に、
自らが「共同責任者」であると主張しカリキュラムの作成作業などを混乱させたとしています。
また適切に業務を行っている職員に対し強圧的な内容のメールを送信した後、民事訴訟を起こして金銭を請求するなど職場の秩序を乱したとされています。
こうしたことから金沢大学は小川准教授を2024年3月1日から3か月間の出勤停止処分とし「教職員の服務規律の遵守に今後とも全学をあげて取り組み、再発防止に努めていく」としています。