26日午前10時ごろ石川県七尾市能登島長崎町で、伐採作業をしていた高齢の男性が倒れた木と作業車に挟まれた状態で発見されました。男性は、その後死亡が確認され、警察では事故の可能性が高いとして詳しく調べています。

事故があったのは、七尾市能登島長崎町の空き地で、26日午前10時ごろ、木の伐採を行っていた近くに住む無職の室屋康夫さん(75)が、木と高所作業車のカゴに挟まれた状態で親族の男性に発見されました。

室谷さんは意識不明で市内の病院に搬送されましたが、約2時間後に、体が圧迫されたことによる窒息で死亡が確認されました。

警察によりますと、室屋さんは、発見者の親族の男性とふたりで朝から木を伐採していましたが、ヘルメットや命綱を着けていたかはわかっていません。警察では何らかの原因で切断した木が倒れて挟まれた可能性が高いとして当時の状況を詳しく調べています。