約1,000人の児童が能の謡を共演です。石川県加賀市の17の小学校の5、6年生が一堂に会し、「千人謡」が披露されました。
藩政時代から続く加賀市の能文化、10日披露されたのは能「羽衣」の謡です。児童たちはことし6月から、金沢能楽会の佐野弘宜さんの指導を受け、稽古を重ねてきました。
児童らは「あ~やり切ったという感じ」「大人数の前で謡うのは緊張した」「昔のものかと思っていたけど、こんなにおもしろいとは思わなかった」などとコメント。
地域に根付く伝統芸能は、子どもたちにもしっかりと受け継がれているようです。