お盆期間を家族や親戚と過ごされている方も多いのではないでしょうか。そんな中注目するのは、石川に残る不思議な「掛け声」について。突然ですが、皆さんは子どもの頃、ドッジボールなどでチームを2つに分けるとき、どんな掛け声を使っていましたか?

例えば、神奈川県出身の牛田和希アナウンサーは「グッとパーで分かれましょ」と言っていました。実はこの「組分けジャンケン」に使われる掛け声、地域によってさまざまな違いが見られるんです。

牛田和希アナウンサー
「みんな!サッカーしようぜ!チーム分けしよう」
石川・小松市出身の記者
「グッとパーで分かれましょ」

大阪府出身・近藤千優アナウンサー
「グッパーグッパー誰となっても文句なし!」

石川・七尾市出身の記者
「グーとチーで分かれましょ」
金沢市出身のカメラマン
「グーキーグーキー、オットモーイェス」

牛田アナウンサー
「ちょっと待って。『オットモーイェス』って何ですか?」
複数の人を2つのチームに分ける際に使われる、こうした掛け声。MRO報道部内で実際にやってみると、能登と加賀でもずいぶん地域差が見られることが分かりました。

金沢市の健民海浜プールに来ていた、夏休み中の子どもたちにも聞き取りしてみると…。

金沢市の小学生
「グーキーグーキー、オーイェス」
「(Q.全国的にはグーとパーのようだが?)グッとパー?知らん、知らん!」

内灘町の小学生
「グーキーグーキー、オットモーイェス!」
金沢市の小学生と園児
「グーキーグーキー、オトモイヤス」

小学生の親(30代)
「え?『アタマイェス』じゃないん?」

一方、小松市から来た小・中学生は「グッとパーで分かれましょ」と回答し、「グーキーグーキー…」の呼び方については「そんなの絶対ない」と答えました。