障害がある人が創意工夫を凝らし制作した絵画や工芸などの作品を表彰する催しが24日、金沢で行われました。

脳に障害がある人の支援を行い、世界平和の案内人という意味が込められた金沢パイロットクラブが石川県庁で開いた「パイロット美術展」には、約200点の感性豊かな作品が出品されました。

最終日の24日には表彰式が行われ、色とりどりの小さな丸が描かれた特徴的な絵画、「ステンドグラス」を制作した北野幸一さんに県知事賞が贈られました。

北野幸一さん「ステンドグラス」
作品に描かれた色とりどりの小さな丸

また、障害の有無に関わらず地域の人が一緒になって県庁舎の周りを歩く「パイロットウォーク」が4年ぶりに開催され、マーチングバンドを先頭に青空のもと、約220人がウォーキングを楽しみました。

県庁舎周辺を1周「パイロットウォーク」