石川県の加賀温泉郷に秋を彩る加賀市山中温泉のこいこい祭が22日、幕を開けました。今年は4年ぶりに制限なしの開催です。
初日の22日は今年、初老を迎えた地元住民「己柏会」のみこしが温泉街を練り歩きました。己柏会の針谷崇之会長は「育ててくれた山中温泉、この街に対しての感謝の気持ちを込めて祭りを盛り上げていきたいという気持ちでまわっている」と祭りへの意気込みを述べていました。
22日は初老みこしのほか、園児のみこしが青年団の獅子舞が温泉街に繰り出し、祭りを盛り上げていました。山中温泉のこいこい祭は23日も開かれ、山中塗の産地ならではのお椀みこしなど4基が練り歩くほか、輪踊りなども行われます。