石川県穴水町で新たな特産品の開発が進められていることをご存知でしょうか。穴水町から近藤千優アナウンサーが中継でお伝えします。

およそ70年続く穴水町川島の地酒専門店「七海屋」の2代目店主・七海友也さん。七海さんがふるさと穴水町の新しい特産品として商品化を目指しているのは、穴水特産の牡蠣貝の殻を使ったビール「NOTO OYSTER BEER MEGUMI」です。

七海さん開発「NOTO OYSTER BEER MEGUMI」


七海友也さん
「新しい穴水の特産品を何か作れたら良いなという想いから、色々アイデアを凝らしまして、ビールを作りたいと。カキの殻は原料に使ってもビールとして名乗れるという事が大きな決め手となってカキの殻を使う事を決めた」

この牡蠣ビールは石川県内では初めて、そして全国でも珍しいものだといいます。

7月22日、23日に穴水町で行われた長谷部まつりの会場では、このビールの試飲会が行われました。星稜大学の学生たちがボランティアで協力し、牡蠣ビールを提供するとともにアンケートも募ります。

牡蠣ビールを味わった人は…
「めっちゃ美味い」
「ビールが苦手な人、苦みみたいなのが嫌な苦みじゃなくて、喉越しが良い。それこそ牡蠣に合うんじゃないかなと」
「凄い飲みやすかったです今の時期だったら岩ガキに合わせてやってみたいですね」

試飲会を味わった人は…

このビールにかける思い、七海さんに聞いてみました。

七海友也さん
「酒屋として穴水町の新たな特産品を作りたいと思って開発した。多くの穴水町の方の協力を得ることができて、ビールが完成した。非常に嬉しいですし、感謝感謝。実販売は9月頃を予定していて、穴水町のふるさと納税返礼品や、県内外の飲食店の皆さんに扱っていただけると嬉しい」