政府による電気料金の緩和策について、北陸電力の松田光司社長は、燃料価格の動向を踏まえて10月以降も延長を求めたいとする見解を示しました。
北陸電力は28日、今年度の第1四半期の決算会見を開き、政府による緩和策について松田社長は「燃料価格が今年後半にかけて上昇すると言われている」として適用が未定とされる10月以降も延長を求めたいとする見解を示しました。
北陸電力 松田光司・社長
「燃料価格、エネルギー価格の動向を踏まえて政府には措置を延長していただければと思っている」
北陸電力の第1四半期にあたる4月から6月の連結決算は、売り上げが1929億円、経常利益が409億円の増収増益となり、2年ぶりの黒字となりました。
また、3月に開かれた志賀原発2号機の審査委会合で敷地内を通る断層が「活断層ではない」とする北電側の主張が認められたことについても「今後の審査がなるべく早く進むよう努力したい」と述べました。