栄養豊富な石川県七尾湾の海中で育つ高級食材「能登とり貝」の稚貝の配布が七尾市の能登島で本格的にはじまりました。

石川県などがブランド化に力を入れる能登とり貝は、肉厚で上品な甘みが特徴で、寿司や刺身などに人気の高級食材です。

19日は七尾市能登島にある養殖トリガイの育成地で、県水産総合センターが直径1センチほどに育ったトリガイの赤ちゃん・稚貝が入った網の袋を漁業者に配布しました。

県では今年、能登島や穴水など4地区の漁業者に9万個の稚貝を配布する予定ということです。

トリガイの稚貝は出荷の時期を迎える来年5月ごろには直径8センチほどに成長します。