今月12日、線状降水帯によって猛烈な雨が降った被災地を15日、石川県の馳浩知事が視察に訪れ、復旧に向け予備費の活用を軸に、必要に応じて補正予算を計上する考えを示しました。

馳知事は15日午前、崖崩れや冠水などの被害が出た内灘町の西荒屋地区を視察しました。県道高松内灘線では、道路の一部が崩落し、近くに設置されていた太陽光パネルも落下しました。県道は現在も1キロ余りにわたって通行止めとなっていて、馳知事は県や町の職員から説明を受けていました。

石川県 馳浩知事
「応急復旧は、がけ地をどうするかとか、川をどのようにしていくのかとか、そういった所は土木・農林を中心に積み上げていただいて、必要なものは予備費でやれるものはやるし、当然9月の補正も視野に入れながら対応する」

また馳知事は、国に対しても支援を求めていく考えを示しました。