家事や家族の世話を子どもが日常的に行うことで学業などに支障をきたす、ヤングケアラーが社会問題となっています。
金沢市では早期に発見し、必要な支援を行うため独自のマニュアルを取りまとめることになりました。
金沢市ヤングケアラー支援に関する検討会は、学校関係者、地域福祉介護の関係者ら9人の委員で構成されています。
10日開かれた開かれた会合では、事務局から金沢市では学校関係者からの相談が6割を占め、地域よりも学校で発見されるケースが多い現状が報告されました。
また、国の支援マニュアルを基にした金沢版のマニュアル策定に向け、委員から意見が出されました。
委員「地域の中でヤングケアラー見つけるのはとても難しい」「あなたはヤングケラーですよと言われてその家族をどう支えていくかというところまで目を向けなければマニュアル作ってあなたはヤングケアラーですからこういう支援を受けてくださいでは意味がない」
金沢市では2023年度末ごろに支援マニュアルを策定し、ホームページに掲載することにしています。