自転車と車との衝突事故などをプロのスタントマンが再現し事故の危険性を学ぶ教室が金沢市の高校で行われました。

この交通教室はJA共済連石川や警察などが交通事故の怖さをよりリアルに感じてもらうことで、未然防止につなげてほしいと毎年開いています。金沢桜丘高校では1年生およそ350人が参加し、携帯電話を使いながらの自転車の運転や並列走行による乗用車との衝突、交差点でのトラックによる巻き込み事故など身近に起こり得る事例が再現され、生徒たちは事故の怖さを実感していました。

生徒は…
「人形とか車がぶつかっていて、リアルで人がやっていたら本当に怖いなと思った」
「自分も自転車通学なので、日頃からそういうことに気を付けていきたい」

警察によりますと今年1月から先月末までに県内では自転車事故で21人の高校生がけがをしていて、JA共済連石川は教室を通して、事故を減らしていきたいとしています。