梅雨の晴れ間が広がった石川県内、金沢では午前中から30度を超える暑さとなりました。このなか、石川県加賀市では小学生が柴山潟で屋形船の乗船体験でひと時の涼を楽しんでいました。

総合学習の一環として開かれた乗船体験では片山津小学校4年生の児童30人が3つの班に分かれて屋形船に乗り込みおよそ40分間の船旅を楽しみました。子どもたちは湖の中に建てられた珍しいお堂 浮御堂や柴山潟に住む生き物などの説明を聞きながらふるさとの自然を満喫していました。

児童は…
「柴山潟を陸から見たときは小さく見えたけど、ここで見たらけっこう大きいと思った」

児童は温泉たまごや源泉を使用した豆腐作りなども体験しふるさとの基幹産業である観光の一端についても学んでいました。

また、4日は羽咋で33・1度、志賀30・3度と今シーズン最も高くなったほか、金沢でも30・1度と真夏日を観測していて、体験学習の間に児童もこまめに水分を取るなど熱中症に気を付けていました。先生は「子どもが気づかないこともあると思うので呼びかけている」と話していました。

県内は5日以降も真夏日となる予想で気象台では引き続き熱中症に注意するよう呼び掛けています。