活発な梅雨前線の影響で1日、能登地方を中心に大雨となり、七尾市では川が氾濫し一時、避難指示も出ました。畑が冠水した中島地区では、2日経っても水が溜まっている所があり、ネギやカボチャを作る生産者は大きな打撃を受けています。

七尾市中島町の河崎地区では大雨の影響で日用川が氾濫し、近くにある水田や畑が水に浸かりました。ネギ畑も水が溜まったままです。

生産者・上島巧也さん
「この辺りまであったかな水が。こことかに川のゴミが付いている」

この地区の生産者、上島巧也さん。出荷が始まったばかりのネギが水に浸かってしまいました。

生産者・上島巧也さん
「通常は水がない状態のなので、ここが水浸した状態になって、きのう1日で排水作業、ポンプアップしたりして対処した1、2日でここまで引いた」

今後、消毒などを行ってなんとかネギを収穫をしたいと話す上島さんですが、深刻なのはカボチャだと言います。

生産者・上島巧也さん
「どう対処しようか。殺菌剤まくしか思いつかない。光合成も出来なくて、そのまま枯れていくのかな。実に栄養がいかないので実の収穫は出来ないだろう」

去年も川の氾濫で大打撃を受けたと話す上島さん、今後も大雨や台風など自然の脅威に心配は尽きません。