5日、震度6強の揺れを観測した珠洲市。6日午後7時までに地震による死者は1人、けが人は32人に上っています。各地で住宅やインフラへの大きな被害が確認されています。
地震発生当時、多くの観光客が訪れていた道の駅 すずなり。防犯カメラには、子どもを守ろうと抱きかかえる人の姿や、とっさに頭を守る人の姿が映っていました。
一夜明けた6日正午過ぎ、店は営業を再開しました。
訪れた客
「ほぼ毎日寄っているので、開けて頂いてよかった」
珠洲市内では住宅6棟の倒壊が確認されています。6日午前8時ごろ、息子とともに様子を見に来た女性の住宅は、一階部分が完全に崩れてしまっています。
住人の女性
「ここだけかと思ったら後ろの一緒に酷いことになっていたからびっくりした。何一つ(家から)出せない」
また、倒壊には至らなかった住宅も、柱が曲がるなどの大きな被害を受けました。
珠洲市正院町飯塚では崖が崩落、近くの住宅は落ちてきた岩で窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。
住人の男性
「見られた通り、ガラス全部割れ、ドア押し込まれて。これですんでまだ幸い…」
珠洲市内では地面への亀裂や隆起などが各地で確認されています。また、珠洲市真浦町では、海に面した山肌が崩れ、道路が寸断されています。
一方、断水はこれまでに合わせて124件確認されていて、給水所で水を確保する住民の姿もありました。一部の住宅では水がうっすらと濁っています。
住人の男性
「下水のようなにおい。小さい子どもがいるので飲ませられないかなと」
珠洲市内20か所に開設された避難所では、6日午後5時半時点で25人が避難しています。
5日の夜避難した住民
「家の中めちゃくちゃ。戸も天井も壁も落ちてしまった」
能登では今後、警報級の大雨となる予想です。地震で地盤が緩んでいる所もあり、土砂災害に警戒が必要で、住民にとって不安な日々が続きます。
一方、馳浩石川県知事は6日午前、珠洲市正院町を訪れ、住宅の裏山が崩れ台所にいた高齢女性が一時、取り残された現場などを訪れました。
馳浩石川県知事
「調査をしなければいけないし、被災した場所の復旧を急がなければ」
午後からは3回目となる石川県の災害対策本部会議が開かれ、馳知事は引き続き被害の全容把握に迅速に取り組むとともに、建物や道路の被災状況によっては、再建に向けた財政面での支援を政府に要望すると説明しました。











