北國新聞社が創刊130周年を記念して整備した新しい印刷センターの完成を祝う祝賀会が、26日夜、金沢市内で開かれました。金沢芸妓衆による素囃子「操り三番叟(あやつりさんばそう)」で開幕した祝賀会には、石川県と富山県の政財界の関係者や文化人などおよそ280人が出席し、白山市に完成した印刷センターの映像が披露されました。

式典では北國新聞社の飛田秀一会長が「これからも地元と共に歩み地域の発展に役立つメディアであり続けたい」とあいさつしました。

印刷センターには、AI(人工知能)を搭載した国内最大規模の輪転機を2台導入し、印刷の色合いを自動調整できるほか、紙の無駄や電力を抑えられるよう環境にも配慮しています。5月中旬から試運転を始め、8月から本格稼働の予定です。