石川県内では12日、大規模な黄砂が観測され、見通しが悪くなっています。黄砂は13日にかけて続く予想で、洗濯物や車の汚れに注意が必要です。

金沢市内では12日午後2時ごろ、過去最大規模の黄砂に覆われ、遠くの山々が見えなくなりました。気象台によりますと、水平方向に見通しが効く距離=視程は、金沢で一時7キロ未満に。市内中心部でも辺り一面がかすんでいました。

街の人
「帰り道に山が黄色くなっているの見て…やばい、みたいな」
タクシー運転手
「(車に)付いてましたよ。水ぶっかけて綺麗に拭きました、まだ汚いかも」
兵藤遥陽アナウンサー
「ボンネットにびっしりと黄砂がついています。触ってみると…ちょっとざらざらしています」

雨が上がり、こびりついた黄砂がどうしても目立ってしまうのは車のボンネット。そのままタオルなどで拭くと車体を傷つけてしまう恐れもあり注意が必要です。

三谷サービスエンジンの城南SS(金沢市菊川)では、まず高圧洗浄機で黄砂をしっかり落としてから洗車するよう呼びかけます。兵藤アナウンサーも高圧洗浄機での洗車を体験してみました。


兵藤アナ「車のすきまもしっかりと…」

「特にすきまは重点的にやったほうがいい」「ごしごしこすったら砂が傷つけてしまうので、黄砂に関しては私たちもかなり神経を使っています」
(三谷サービスエンジン 城南SS 荒木克衛マネジャー)


石川県内は13日にかけて引き続き黄砂が予想されていて、屋外では黄砂が付着するなどの影響がある見込みです。洗濯物や車の汚れなどに注意してください。