この春開校した金沢市の朝霧台小学校で11日朝、通学に不慣れな新入生など児童を交通事故から守ろうと、警察が中心となって登校を見守りました。

石川県警は、新年度の始まりに合わせ「新入学児童を守る交通安全運動」を展開し、地域のボランティアとともに通学路での見守り活動を各地で行っています。金沢市の朝霧台小学校近くの田上本町北交差点では、おととし4月に下校中の児童が死亡する事故があり、警察は11日朝、交通量が多い交差点として子どもたちに注意を呼びかけました。

金沢中警察署・西村泉交通官
「この交差点は交通量がやはりあるので、子どもたちは待つときにはできるだけ車道から離れて、また渡るときには手をあげて事故に遭わないように気をつけてほしい」

県内では今年に入ってから9日までに、去年より41件多い549件の交通事故がすでに発生していて、10人の児童がけがをしています。