石川県議会議員選挙 鹿島郡選挙区には自民党・新人の土本稔候補と立憲民主党・現職岡野定隆志候補の2人が立候補しています。

県内唯一の与野党対決。議席の死守か奪還か熱い戦いが繰り広げられています。

自民党・新人の土本稔候補
「出陣式から一言バラバラでは問題解決には至りません。そのパイプ役をこの私にさせていただきたい。住んで良かった住みたくなる町へとさらに前進させていく。」

自民党新人の土本稔候補は町議を3期12年務めた経験と実績に加え、自民党の人脈を武器に与党としての町や県、国とのパイプ役の必要性を訴えます。土本候補が掲げるのは医療体制の充実や積極的な企業誘致、地域資源の魅力発信です。1人でも多くの人に直接、支持を呼びかけます。自民党として長年守ってきた議席を僅差で奪われた4年前の屈辱を果たすため議席奪還を狙います。

自民党・新人の土本稔候補
「相手の後ろ姿がやっと見えてきたところ。追いつけ追い越せで4月9日の日を迎えたい」

立憲民主党・現職岡野定隆志候補
「皆さんが生活しにくくなっていることについて素肌感覚で分かっている岡野定隆志を推していただきたい。岡野定隆志に大切な1票を投じて頂きたい」

4年前、わずか26票差で議席を勝ち取った立憲民主党・現職岡野定隆志候補。現役の子育て・介護世代として福祉の充実や教育環境の整備の重要性を呼びかけます。
岡野定候補の強みは街頭活動などで築いた町民との距離です。

実の弟 近藤和也衆院議員らとキャッチフレーズを掛け声に自転車で町内をくまなく回ります。野党候補としての反自民票、そして近藤議員独自の「近藤票」の取り込みを図ります。

立憲民主党・現職 岡野定隆志候補
「私に話しかけやすいという状況が生まれている。それが私の強み」

1議席をかけた負けられない与野党の戦いは、終盤になるにつれ激しさを増しています。