国際線の小松ー台北便の運航が今月1日から再開されたことを受け、台湾を訪問中の馳知事は6日、運航するエバー航空の本社を訪れ関係者と懇談しました。

石川県の訪問団は5日午後に台湾に到着し、初日は七尾市和倉温泉の加賀屋が台北市で経営する「日勝生加賀屋」を視察するなどしました。

日勝生加賀屋を視察する馳知事

そして、6日は桃園市にあるエバー航空本社を訪れ、林寶水会長ら8人が馳知事を出迎えました。

エバー航空本社での懇談の様子

馳知事
「コロナが5月8日以降レベルが引き下げられますので、改めて日台の交流を生かしていきたいということで就任後初の視察を台湾にさせて頂いた。エバー航空の皆様には改めて感謝申し上げる」

懇談では、運航再開初日の小松―台北便の利用状況について、台北からの乗客が183人、小松発が41人と、台湾への誘客などが課題に挙げられました。林会長は「小松ー台北便が365日運航することは資源であり、きちんと運営するには相当な努力が必要。1年に1回でもよいので毎年利用してもらいたい」などと述べ、双方が連携しさらなる利用促進を目指すことを確認しました。