金沢大学が薬を一切使わず養殖した「サクラマス」が6日初めて、病院食として入院患者に振る舞われました。

金沢大学附属病院で提供されたのは、金沢大学が能登海洋水産センターで養殖したサクラマス、その名も「のとらうと」です。養殖には薬が一切使われておらず、病院では夕食として塩焼きと和風あんかけ、竜田揚げの3種類が用意されました。

金沢大学附属病院 栄養管理室・徳丸季聡室長
「名前の通りサクラという名前がついているので、この時期に合わせた季節感をまず味わっていただきたい。サクラマス自身にすごく旨味がたくさん含まれているのでぜひ味わっていただきたい」

質素に感じがちな病院食ですが、金沢大学附属病院では今後も、季節を感じる食事として提供を検討しているということです。