石川県内の華道家らによる流派の垣根を越えた作品が一堂に集まった、「石川県いけばな展」が金沢市で開かれています。
今年で55回目を迎える伝統の県いけばな展では、10の流派が華やかな作品を披露しながら、それぞれの親睦を深め合います。会場の金沢エムザには、新芽や色鮮やかな花を使って春や初夏をイメージした作品など100点が並びます。


自由な発想が特徴で濃いピンク色のヨウコウザクラが使われた草月流によるこちらの作品には、「パワフルな作品を見て元気はつらつに生きてほしい」との思いが込められています。県いけばな展は作品を入れ替えながら4月3日まで開かれています。