自民(推)・新 亀田豊氏
「少しずつ顔と名前が広まってきているのかなという実感は、少しずつだがある」

すごろくのようなユニークなパンフレットで若い有権者にも浸透を図るのは、石川県能美市の井出敏朗市長のおひざ元、寺井地区から県政界への進出を目指す会社役員の亀田豊氏(47)。若さを前面に押し出し、知名度の向上に努めています。
妻・光代さん
「知らないからこそ今までと違うスタイルででも自分たちらしく進んでいけたら」
自身も小学生の子を持つ亀田氏。子育て世代がくらしやすい社会の実現に向けて、妻の光代さんとともに選挙区内を1軒1軒まわって支持を訴えます。
自民(推)・新 亀田豊氏
「選挙区全域をくまなく回って新人らしく明るく元気に訴えていきたいと思う」
自民(推)・新 中野廣志氏
「今、盛り上がりというか追い上げというか、そんなとこを感じている。背中が見えてきたと感じている」

一方、去年の知事選の支援をめぐる現職の引退により、県議が地元からいなくなる危機感から根上地区が擁立したのが元能美市議の中野廣志氏(62)。国会議員や市長も顔を連ねる中、根上出身の森元総理と親密な馳知事も支援を呼びかけます。
馳知事
「中野さんに気合いを入れて頑張ってほしいと思うし、勝ち抜いてほしいと思っている」
かつて物流会社の金沢支店長として、県とともに金沢港活用への取り組みに汗を流してきた中野氏。その経験から県へのパイプの強さを全面的にアピールします。
自民(推)・新 中野廣志氏
「中野廣志の経験を生かしてほしいと。それが地元のためになるということを私はひたすら訴えて訴えていきたい」
自民・現 善田善彦氏
「いろんな方にお会いして、さまざまな地域の課題、県政への声を聞いてきたので、そこをしっかりと自分のこれまでの経験と交えながら4期目に生かしたい」

新人2人の挑戦を受けるのは、辰口地区を地盤とする現職の善田善彦氏(58)。父親の代から県政界に進出し、自身もこれまでに副議長などを務めてきました。
自民・現 善田善彦氏
「なんとか私が県議会議員として残れるように皆様方のご支援をお願いして…」
この日も市内の建設業界の会合で支援を呼びかけ、3期12年で築きあげた実績を強調します。
自民・現 善田善彦氏
「現職ではあるが初心に帰って皆様方に心からの訴えをさらに声を強めてお願いしていきたい」

保守三つ巴の激戦に森元総理や馳知事の影も見え隠れする中、有権者は誰を県議に選び、地域の未来を託すのでしょうか。