金沢のサクラの満開の発表は29日時点でまだですが、開花は3月23日で最も早い記録でした。ちょっと花びらを見てもらえれば見ごろがしばらく続くのかどうかがわかります。
こちらの花びらの色は全体的に白いです。

一方で、真ん中が赤くなっているものも。こうなると、散り始めのサインです。

実際に花びらが欠けているものもありました。

赤くなっている花だと「花見はお早めに」ということになりそうです。
本当に最近は開花が早く、昔と比べるとだいぶ早まっています。
気象庁のホームページに「気候変動監視レポート」が掲載されてますが、この中にサクラの開花について触れられている箇所があります。
全国的に早まっていて、ホームページ上では金沢のデータはありませんが、金沢は1990年までの30年間の平年値は4月7日、2020年までだと4月3日です。4日早まっています。

サクラというと入学式のイメージですが、ゆくゆくは卒業式にマッチしてくるのでは…そんなことも考えてしまいます。

やはり、地球温暖化が要因のひとつでしょうし、サクラを眺めつつも地球環境の問題を考える必要があるかもしれません。