馳浩石川県知事が就任してから、27日でちょうど1年が経ちました。知事が掲げた“新時代の1年目”。石川県民の目にはどう映ったのでしょうか。
全19市町を視察
谷本県政の継承と発展を誓い、前知事からバトンを受け取ってから早1年。フットワークの軽さを生かし、県内すべての市と町を視察した馳知事。
馳知事「お疲れ様です~やってきました!」
公の場では、およそ11年ぶりとなる県知事と金沢市長の意見交換会も実現させました。
「肖像権の扱いに納得いかない」
一方で、元日に都内で開かれたプロレスの試合にサプライズ参戦。この試合映像の使用をめぐって、ドキュメンタリー映画での“肖像権の扱いに納得できない”ことを理由に、一部の放送局に対し映像を提供せず議論を呼びました。
馳知事
「放送局の在り方として倫理的にいかがかなと。映像の提供について“はいどうぞ”と言える心境にない」
“スクラップ&ビルド”を掲げた新年度予算
県政界へ新風を吹き込む馳知事。新年度当初予算の編成で掲げた新規事業の数は264に。一方で、廃止した事業の数も87に上りいずれも過去最多です。
馳知事
「1年を振り返って、日々緊張の連続であります。引き続きこの緊張感をもって県政にあたりたい」
“石川新時代”1年目に県民の評価は
「全国的にも知られていて中央にも力がある。そのぶん石川にも力を注いでくれている」「前の知事が長い期間努めていて、その後任はプレッシャーかかると思うけどしっかりやっている」(評価すると回答した県民)
「1月1日にレスラーしてた。だって知事は知事でしょ、プロスポーツマンじゃない」「(言動と)趣旨が全然違う。目標とかも全然違っていて…知事なら知事らしくしっかりやってもらいたい」(評価しないと回答した県民)