金沢マラソンの去年秋の開催を踏まえ金沢市で26日、県内の大学による経済効果や改善点に関する研究発表会が開かれました。

発表会は、県内の大学が前の年の大会を振り返り大会運営の改善につなげようと毎年行われています。今年度から新たに発表会に参加した北陸学院大学は、ゴール地点で障害のあるランナーに対し行ったアンケートの結果を報告しました。

障害者のランナーがゴール後に着替えなどを行う多目的スペースの設置は金沢マラソン独自の取り組みですが、北陸学院大学によりますとこのことへの満足度は高かったということです。

北陸学院大学3年・八十田大地さん
「どんな障害がある方でも、どんな条件の方でも、参加しやすい金沢マラソンであるべきだと思いました」

今回の研究結果を踏まえた金沢マラソン2023のエントリーは来月14日から始まります。