石川県内は8日、今年初めて気温が20度を超え、5月上旬並みの暖かさとなりました。9日は天気が次第に下り坂となりますが、さらに気温が上がる見込みです。

石川県内は8日、移動性の高気圧に覆われ、最高気温が平年より10度前後も高くなりました。小松で21.3度、金沢で20.4度を観測するなど、県内11すべての観測地点で今年最高を記録しました。

東京から訪れた観光客は「旅行前はちょっと寒いかなと思っていたが、ずっと晴れていて過ごしやすかった」と話していました。一緒に訪れた女性は「すごくポカポカしていてもう春だなという感じ。サクラももうそろそろ咲きそうな感じで楽しみ」と話していました。

金沢市千日町の犀川沿いにある河津桜は、早くもピンク色の花が咲き始め、散策する市民の目を楽しませています。

サクラを見に訪れた女性は「きれい。上のほうはまだちょっと早いかな。とっても気分いいです」と話していました。

9日は天気が次第に下り坂となる予報ですが、最高気温は金沢で22度、輪島で20度の予想で、季節外れの暖かさはしばらく続きそうです。